マクロン大統領が防衛・抑止戦略について演説 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は2月7日、上級士官養成校「エコール・ド・ゲール」の第27期幹部候補生の前で、防衛・抑止戦略に関する演説を行いました。

マクロン大統領の演説(2020年2月7日)-抜粋

 
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 平和と安全に資する均衡の大国フランスのこうした野心は、友好国、戦略的パートナーシップ、同盟国の防衛ネットワークと、総合的な外交力がなければ実現され得ません。というのも、われわれの安全保障上の責任と利益は世界的規模だからです。これは私にとって第2の柱です。

 フランスはまさに、歴史と地理に由来する関係のネットワークに組み込まれています。こうした背景のもと、わが国はすべての大陸で戦略的パートナーシップを拡大させ、深化させ続けていきます。

 フランスは今日、レヴァント(地中海東部沿岸)地域やアフリカにおけるすべての主要な枠組みに参加しています。しかもわれわれは近年、新しい地域的枠組みも構築しました。サヘル地域では、G5の国際的およびアフリカのパートナーとともに、バルカンヌ作戦を通してテロと断固として戦っています。1月13日にポー市で開催した首脳会合では、作戦の枠組みを明確にするとともに、各国のコミットメントを確認することができました。そのために私は、この地域の平和と安全に対するフランスのコミットメントを強化するため、約600人の兵士を追加派遣することを決めました。われわれはポーで、バルカンヌ軍およびG5サヘルとのパートナーシップを基盤とする真の連合体を築きました。さらにわれわれは地域の集団安全保障のために、友好的な大国の参加を徐々に促していきます。われわれはこの新しい連合体の中心にいます。これはアフリカにとっても、われわれの安全保障にとっても戦略的なものです。

 インド太平洋沿岸の大国であるフランスは、この地理的空間における主権と航行の自由を守るため、オーストラリア、インド、日本とも特別な関係を維持しています。フランスはペルシャ湾、地中海、東南アジアのパートナー諸国との防衛協力、連帯を日々推進しています。われわれが2年前から提起し、説明し、敷延してきたこのインド太平洋軸は、われわれの地理、われわれが数年前から進めるさまざまな軍事的関与の現実、われわれがこの地域で実施する前例のない演習、さらにわれわれが有するべき世界の解釈を永続的なものにしています。われわれは在留自国民、基地、利益によっても、インド太平洋の大国です。この地域で自由を確保し、利益を守り、エネルギーとテクノロジーの主要な要衝を保護するわれわれの能力は、この新しい軸、これらの新しい協力を通して発揮されます。

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最終更新日 12/02/2020

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