マクロン大統領がロシア、トルコの首脳と電話会談 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は2月29日、イドリブ県をはじめとするシリア情勢をめぐり、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領、トルコ共和国のレジェップ・タイップ・エルドアン大統領と相次いで電話会談を行いました。

 マクロン大統領はロシア、トルコ両国の大統領に、現下の人道的惨事をはじめ、シリア政権とその同盟国の軍事攻撃が招いたテロ集団の拡散という安全保障上のリスク、イドリブ県における2018年秋の協定の不順守に対する極めて強い懸念を表明しました。

 マクロン大統領はシリア北西部でトルコ軍に対して行われた攻撃を受けて、哀悼の意とトルコへの全面的な連帯の意を表明しました。

 マクロン大統領は敵対行為を即時停止する絶対的必要性を強調するとともに、ロシアとトルコに対し、2018年秋のイスタンブール4カ国首脳会談でフランスとドイツの前で行った約束に従い、恒常的で検証可能な停戦を確立するよう呼びかけました。

 そのためにマクロン大統領はロシアに対し、シリア北西部における軍事攻撃に直ちに終止符を打つことで国連安全保障理事会常任理事国の責任を果たすとともに、国際人道法を順守し、文民および人道支援従事者の保護と人道アクセスの確保を尊重するよう求めました。

 さらにシリアおよび地域の安定と安全の回復を唯一可能にする政治的プロセスの再開を可能にするため、信頼できる緊張緩和にフランスが全面的に貢献する用意があることを表明しました。

 フランスはヨーロッパのパートナーと連携しながら、一般住民の絶対的ニーズに対応し、越境支援も含めた人道アクセスを確保するため、今後も全力で取り組むことを強調しました。マクロン大統領はシリア難民に支援の手を差し伸べるトルコの努力に敬意を表するとともに、この点において同国との全面的な連帯を確認しました。

 フランスとヨーロッパ連合のパートナー諸国との連帯も改めて示しながら、トルコに移民流出入管理をめぐる協力を呼びかけました。

 ロシア、トルコ両国の大統領との意見交換は、ドイツ連邦首相およびヨーロッパ当局と調整しながら、近日中に継続して行われます。

最終更新日 03/03/2020

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