シリア・ラタミナにおける化学兵器使用に関する化学兵器禁止機関報告書 [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は4月8日、化学兵器禁止機関調査・特定チームの第1次報告書の公表を歓迎する声明を発表しました。

 フランスは化学兵器禁止機関(OPCW)調査・特定チーム(IIT)第1次報告書の公表を歓迎します。同報告書は2018年6月の化学兵器禁止条約(CWC)特別締約国会合で、この多国間機関の活動を定める手続きに従って採択された決定から生まれました。第1次報告書は、2017年3月24日、25日、30日にシリアのラタミナで行われた3回の攻撃の際の化学兵器使用者を特定しています。化学兵器禁止機関の独立した公正な今般の作業は、サリンと塩素がシリア政権の空軍部隊によって使用され、これらの化学兵器攻撃が数十人の犠牲者を出したと結論しています。

 われわれはいかなる場合にも、あらゆる化学兵器使用を重ねて断固非難します。

 今では、適切な多国間枠組みで行動し、この報告書からすべての結論を引き出すことは、国際社会のメンバーの責任です。

 この目標において、化学兵器使用不処罰に反対する国際パートナーシップ(PICIAC)は特別な連携プラットフォームです。このパートナーシップは2018年1月にフランスの提唱で発足し、今日40カ国とヨーロッパ連合(EU)が参加しています。

最終更新日 09/04/2020

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