第3回パリ平和フォーラム「パンデミック後のより良い世界を築く」 [fr]

 パリ平和フォーラムは2018年以来、各国首脳と国際機関が市民社会や民間セクターとともに、新しい形の集団行動の構築に向けて努力する場になっています。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)後のより良い世界の構築をテーマとする最初の国際イベント「第3回パリ平和フォーラム」が2020年11月11日から13日まで開催されました。

主なセッション(パリ時間)
11月11日
  • 14時:開会セッション
11月12日
11月13日
  • 9 : 30~10 : 30:「クライストチャーチ・コール、次のステップを共同で決定する」、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、フランスのアンリ・ヴェルディエ・デジタル担当大使
  • 13 : 00~14 : 00:「危機後におけるバリューチェーンを再考する」、フランス・リエステール貿易・魅力担当大臣
  • 15 : 00~16 : 00:「サイバー空間の信頼性と安全性に向けて:パリ・コールの実行と国際連合の成果を推進する」、ル・ドリアン大臣
  • 15 : 00~15 : 45:「灰燼からの再生?危機後における多国間主義」、クレマン・ボーヌ・ヨーロッパ問題担当副大臣

パリ平和フォーラム2020の目標

 パリ平和フォーラムは、エマニュエル・マクロン大統領によって着手された多国間主義と集団行動の重要性を再確認する取り組みの一環です。2020年のフォーラムは、主にCovid-19パンデミックに対する共同対応に当てられました。フォーラムを通じて、パンデミックから立ち直るための解決策に関する主要問題が取り上げられました。例えば、グローバル・ヘルス・ガバナンスを改善する、資本主義を再考し、より環境に優しいものにする、データとソーシャルネットワークが脅威ではなく、解決策になるようにする、などです。

 2020年のフォーラムは、Covid-19危機に対する対応と集団的強靭性の向上を目的に、世界中から応募されたプロジェクトとイニシアティブに焦点を当てました。

 会期中の11月12日に開催される「ファイナンス・イン・コモン」サミットでは、必要な短期的危機対応と、地球と社会に長期的な影響を与える恒久的な回復策を両立させるため、公的開発金融機関の役割が強調されました。

2020年の選考プロジェクト100件

 2020年プロジェクト公募では、公的開発金融機関、国、国際機関、NGO、企業、財団、慈善団体、宗教団体、労働組合、シンクタンク、大学など、グローバル・ガバナンスの鍵を握るあらゆるアクターを対象に、革新的な解決策を募集しました。

 この公募は2020年3月に開始され、NGO、企業、国際機関、国、地方自治体などのさまざまなアクターから、フォーラム設立以来最多となる850件以上の応募が寄せられました。これはパンデミックにもかかわらず、国際協力の豊かな可能性と、危機に集団的に対応する意欲が依然として存在することの表れです。

 選考プロジェクト100件のうち46件は、健康・社会・経済危機への迅速な対応に関するもので、特に今年のパリ平和フォーラムの3つの優先課題をめぐるプロジェクトです。

  • グローバル・ヘルス・ガバナンスの改善
  • 危機に対応するために開発されたデジタルのツールやプラットフォームの利用と規制
  • パンデミック下の市民社会と経済活動に対する支援

 そのほかの選考プロジェクトは、コロナ禍で消えるどころか、浮き彫りになった数多くの課題、例えば開発金融、気候のための取り組み、海洋と生物多様性の保全、飲料水へのアクセス、大気圏外空間の規制と安全確保、データと人工知能の規制、サイバーセキュリティ、教育ガバナンスとジェンダー平等などに答えをもたらします。

 2020年の選考プロジェクトはこちらをご覧ください

パリ平和フォーラムについて

 パリ平和フォーラムは、エマニュエル・マクロン大統領によって着手された多国間主義と集団行動の重要性を再確認する取り組みの一環です。次の3つを柱とします。

  • 目標:平和な世界のために国際協力と集団行動を促進する
  • 方法:具体的で革新的な解決策を発表、議論、前進させる
  • 野心:新しいルール、規範、グッドプラクティスを強化、再考または創設する

 詳しくは公式ホームページ(英語)をご覧ください。

新しいデジタル体験

 Covid-19のため、第3回パリ平和フォーラムはデジタル形式で開催されました。主催者は1万人になると見込まれる参加者のために、完全なイベントに近い物理的体験ができるよう画期的なプラットフォームを準備しました。「たとえ最初に構築された仕組みが現行の衛生ルールと定められた規格を厳守していたとしても、あらゆる潜在的な感染の危険性を回避するため、われわれはリスクゼロを選択しました」と本フォーラムのゼネラルディレクター、ジュスタン・ヴァイス氏は説明しています。

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最終更新日 16/11/2020

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