ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」 [fr]

 第7回展となるヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」が10月11日(日)まで、横浜市西区の横浜美術館、プロット48などで開催されます。フランスを拠点に活動するアーティスト、イシャム・ベラダとタイスィール・バトニジも参加します。

 2001年に開始したヨコハマトリエンナーレは今年、インドのアーティスト集団「ラクス・メディア・コレクティヴ」をアーティスティック・ディレクターに迎えて、アーティストと来場者を時空を超える思考の旅へと誘います。

 ラクス・メディア・コレクティヴは、昨年11月のプレイベント「エピソード00 ソースの共有」で、本展のために思考と思想を深める資料を収録した冊子『ソースブック』を発表しました。この機会に、フランスを活動拠点とするイシャム・ベラダを含む5人のアーティストがパフォーマンスを披露しました。ベラダの作品はこの「エピソード00」に続いて、本展にも出展されます。

 1986年生まれのイシャム・ベラダは、芸術と科学の専門教育を受けました。その作品は直観と知識、科学と詩情が結びついています。彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスの間で揺らめく作品を実現するため、さまざまな自然のプロセスや気候条件をつぶさに模写する科学的プロトコルを探求しています。

 一方、タイスィール・バトニジはフランスとパレスチナで暮らしながら、創作活動に取り組んでいます。この2つの地理的・文化的拠点の間で、学際的な芸術実践(デッサン、インスタレーション、オブジェ/彫刻、パフォーマンスなど)を展開し、中でも写真と映像がその中心にあります。今回のトリエンナーレでは、「止まった時間」と題するガザの自宅の鍵と砂時計をモチーフとした作品を展示します。これは2006年6月にガザ地区を離れたときに始めたプロジェクトで、イスラエルによって封鎖されたガザには今も帰還できずにいます。

 日仏対談シリーズ「ル・ラボ」を開催してきたアンスティチュ・フランセ東京は今秋、ヨコハマトリエンナーレ2020の関連イベントとして、イシャム・ベラダの作品をめぐるアーティストとキュレーターの対談をオンライン開催します。詳しい情報は公式ホームページで近日中に公開されます。

開催概要

会期:7月17日(金)~10月11日(日)
会場:横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館
ヨコハマトリエンナーレ2020公式ホームページ

最終更新日 31/07/2020

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