ナワリヌイ氏毒殺未遂、仏独外相が共同声明発表 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣とドイツのハイコ・マース外務大臣は9月4日、アレクセイ・ナワリヌイ氏毒殺未遂に関する声明を発表しました。

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン、ハイコ・マース両氏は、ドイツで現在治療を受けているロシア野党の代表的人物アレクセイ・ナワリヌイ氏の化学剤による毒殺未遂について話し合いました。

 両氏は民主主義と政治的多元主義の基本原則の極めて重大な侵害である、ナワリヌイ氏に対する今般の攻撃について深い悲嘆を共有します。両氏はロシア野党の代表的人物の身体完全性に対するこの侵害が、残念ながらまれな行為ではないことを確認します。このような文脈の中で、両氏はロシア当局が自国民の基本的な市民的・政治的権利の表現に必要な条件を確保できることに期待を表明します。

 両氏は化学兵器使用はいかなる場所でも、いかなる時でも、いかなる者によっても、いかなる状況でも容認できず、これらの兵器の使用禁止に関する国際規範に違反することを重ねて表明し、再確認します。「ノビチョク」系に属する神経剤の新たな使用事案は極めて衝撃的です。

 両大臣は、化学兵器禁止条約(CWC)の基礎であるとともに、締約国に国内でその完全かつ全面的な履行を確保するよう義務づける、化学兵器使用全面禁止規範に対する全面的な支持を改めて表明します。さらにパートナーとともに、この事案に対して取るべき対応を検討するため、必要であれば化学兵器禁止機関(OPCW)の支援を要請するため、同機関と連絡を取ります。

 第1段階では、この新たな国際法違反が発生したロシアが、同国により開発された薬剤系統に属する軍用神経剤を使った、ロシアの政治的反対派メンバー暗殺未遂の背後にある事実経過と責任を解明することが極めて重要かつ喫緊の課題です。

 この卑劣な行為の責任者は特定され、裁判所に引致されなければなりません。両大臣は化学兵器使用不処罰に反対する国際パートナーシップにおけるコミットメントを想起します。両大臣はこの枠組みの中で、共同のイニシアティブに取り組みます。

 ドイツとフランスの両政府は、ナワリヌイ氏と近親者の方々に、改めて全面的な連帯を表明し、早期回復を祈念します。

最終更新日 07/09/2020

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