ニースでテロ襲撃事件発生、マクロン大統領が声明発表 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は10月29日、ニースのノートルダム大聖堂で3人の犠牲者を出したテロ事件を受けて現地を視察し、声明を発表しました。

エマニュエル・マクロン大統領の声明(フランス語)

エマニュエル・マクロン大統領の声明(日本語訳)

2020年10月29日

 皆さん

 わが国が再び、イスラム過激派のテロ攻撃に見舞われました。

 今朝また3人のフランス人がニースで、このニース・ノートルダム大聖堂で死亡しました、極めて明確に、フランスが攻撃されています。同じころに、サウジアラビアのジッダでフランスの領事施設が攻撃され、同じころに、フランス国内で不審者への対応が行われていました。

 私はここで何よりもまず、フランスおよび他国のカトリック教徒に対する国全体の支持を申し上げたいと思います。2016年夏のアメル神父殺害事件後、再びわが国でカトリック教徒が襲撃され、諸聖人の祝日を控える中で脅威にさらされました。国全体が彼らの側につき、わが国で宗教を自由に行使し続けることができるように彼らの側についていきます。というのもわが国はそれができるからです。それが私たちの価値観であり、だれもが信仰を持つこと、持たないことができ、いずれの宗教も行使することができます。今日、国全体がカトリック教徒の側についています。

 私の2つ目のメッセージは、テロの狂気とこのイスラム過激派のテロによって厳しい試練に遭っているニース市、市長、ニース市民のためです。テロが皆さんの市、市の住民を襲ったのはこれで3回目です。皆さんの市が受けているショック、市とともに全国が受けているショックを私は知っています、全世界が私たちを見つめていると思います。ここでも私は国全体の支持、連帯を皆さんに申し上げたいと思います。私たちが再び攻撃されたのは、私たちのものである価値観、私たちの自由に対する好み、わが国では自由に信仰することができ、いかなる恐怖心にも屈しないことが可能であるためです。

 私は今日再度、極めて明確に申し上げます。私たちは何事にも屈しません。私たちは今朝、テロの脅威に対応するため、フランス全土で警戒態勢を強化することを決定しました。私は軍人の動員数を数時間内に増やすことを決定しました、私たちは国内でサンティネル(歩哨)作戦に動員される軍人を3,000人から7,000人に増員します。そうして私たちはすべての礼拝所、中でも当然のことながら教会を保護できる状態にし、諸聖人の日の祝祭がしかるべき条件のもとで行えるようにします。私たちは間もなく新年度が始まる学校も保護します。明日、国防会議が開催され、私たちが数カ月前から行ってきたこと、レ・ミュローで行った演説の中で発表したこと、次いで私たちが実行した恒久的な対策の延長線上で、新しい措置を承認します。私は特に内務大臣と司法大臣をはじめ、政府全体の総力を挙げた取り組みに敬意を表したいと思います。リカール検事が数時間後に今朝の事件について、事件の経緯と犯人について詳細を伝えます。私はそれについてここでコメントする立場にはありませんが、ただすべての市民を守るため、反撃するために引き続き行動を続ける私たちの絶対的な決意を申し上げます。すなわち私が今日伝えたいのは不退転の決意のメッセージです。

 さらに団結のメッセージもお伝えします。フランスには共同体は1つしかありません、それは国という共同体です。すべての市民に対し、いかなる宗教を信仰しようとも、信仰を持っていようともいまいとも、私たちはこのときにおいて一致団結し、分断の精神に決して屈してはならないことを申し上げたいと思います。すべての市民が今日、またしても起こったことに動揺し、極度のショック状態にあることを知っています。私は全員の団結を呼びかけます。これが私がニースに伝えに来たメッセージです。私は市、県がどれほど辛い試練に遭っているかを知っています。私は数週間前、洪水災害の発生直後に皆さんのそばにいました。

 ニース、フランスのカトリック教徒に対する支持、断固たる決意と団結、これが私たちが今日沿うべき方針であり、私たちが明日も沿い続ける方針です。

 ありがとうございます。

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エマニュエル・マクロン大統領の声明(フランス語)
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最終更新日 09/11/2020

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