俳優ジャン=ポール・ベルモンド国民追悼式 [fr]

 フランス映画界を代表する俳優のジャン=ポール・ベルモンドが2021年9月6日、88歳で死去しました。フランスでは9月9日、国民追悼式が開催されました。エマニュエル・マクロン大統領出席のもと、公式式典がパリのアンヴァリッド(廃兵院)で挙行されました。

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マクロン大統領のジャン=ポール・ベルモンド追悼演説(フランス語)
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「彼は『華麗』なる俳優として永遠に名をとどめるでしょう。ジャン=ポール・ベルモンドとともに、太陽のごとき陽気さと弾ける笑いに包まれた国の宝が世を去りました。彼は並みいる名優の中でも、大衆の人気をやすやすとさらう俳優でした」
 
フランス大統領府の追悼メッセージの抜粋

 彼はアクション映画やヌーヴェルヴァーグの作品に次々と出演しながら、そのあふれる才気、華々しさ、スタントで、フランス映画界を代表する大俳優の一人になりました。

 アラン・レネ、ルイ・マル、ジャン=リュック・ゴダール、クロード・シャブロル、フランソワ・トリュフォー、クロード・ソーテ、ジャン=ピエール・メルヴィル、クロード・ルルーシュなど、フランスのそうそうたる映画監督の作品に出演し、その出演歴はフランス映画史のみならず、第7芸術史に永遠に刻まれます。『勝手にしやがれ』(1960)、『気狂いピエロ』(1965)、『リオの男』(1964)、『太陽の下の10万ドル』(1964)、『ボルサリーノ』(1970)、『おかしなおかしな大冒険』(1973)、『エースの中のエース』(1982)など、出演作品は枚挙にいとまがありません。

 ジャン=ポール・ベルモンドは2011年にカンヌ映画祭で、それまでの功績がたたえられ、栄誉賞「パルム・ドヌール」を受賞しました。

 2017年のセザール賞授賞式でも、規格外のキャリアと才能に感動的なオマージュが捧げられました。

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Jean-Paul Belmondo, Festival de Cannes, 1974
© Photo AFP

最終更新日 10/09/2021

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