ニュイ・ブランシュKYOTO 2021 [fr]

 友情盟約を結んで63年になるパリと京都は毎年10月初め、現代アートの祭典「ニュイ・ブランシュ」を開催しています。

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 第11回目となる今回、アンスティチュ・フランセ関西では、このイベントの実現を可能にしてくださった96名の日仏のアーティストと共に、10月1日の午後6時から、市内40か所の会場で皆様のご来場をお待ちしております。

 衛生上の危機によって、世界中で私たちの生活は大きく変化しました。「FLUX(フロー/流れ)」をテーマに取り上げた2020年のニュイ・ブランシュでは、感染防止対策のための大幅な行動制限の時期における流動性に問いを投げかけましたが、2021年は、「HORIZON(オリゾン/展望)」をテーマにしています。

 ヴィクトル・ユゴーが書いたように、「無限を強調する」この想像上の水平線(オリゾン)は、超過と発見を促します。各自がこの機会に参加アーティストによって制作された作品やパフォーマンスを通して解釈するであろう、未来への展望です。

 ニュイ・ブランシュは、フランスと日本の間に築かれた強力なパートナーシップを基盤としています。フランスの4つの大規模な文化機関が、日本の機関と提携してキュレーションに参加してくださったことは、私たちにとって特に光栄なことです。

  • 欧州地中海文明博物館は、マルセイユにある、地中海と建築・文化遺産のために作られた初の大規模な国立博物館で、京都市、京都芸術センター、松栄堂と共同での企画に参加しています。
  • パリ市立近代美術館は、若手アーティストの作品に対して定期的に栄誉を授けている、フランスの有名な美術館です。ロームシアター京都とのコラボレーションとして、アーティストのガエル・ショワンヌのパフォーマンスのリズムや世界観を、ダンサーたちが同劇場のロビーで表現します。また、京都国立近代美術館では、10名の若いフランス人アーティストの作品を紹介します。
  • トゥルコワン市にあるル・フレノワ国立現代アートスタジオは、オーディオビジュアルやデジタルアートの分野で、アーティストの養成やアート作品の制作および普及を行う、国際的に著名なフランスの機関です。日本人アーティストの石橋英之は、ル・フレノワで2年間を過ごしました。石橋は、京焼登り窯にて、イメージと素材の持つ意味を組み合わせた作品を発表します。
  • ニーム カレ・ダール現代美術館は、フランスの現代アートシーンを形成する同美術館のコレクションから、有斐斎 弘道館および無鄰菴でアーティストを紹介します。弘道館での展覧会は、オクシタニ州と、このイベントのパートナーである京都府の友好提携を祝う機会にもなっています。
  • もちろん、アンスティチュ・フランセ関西でも、日仏のアーティストが参加するプログラム(5つ以上のイベントがあります!)を予定しており、新たにレジデントを迎えたヴィラ九条山でも同様に企画を実施します!

 このように、フランスの美術館、アーティスト、日本の文化機関という三者の協力によって、ニュイ・ブランシュKYOTOは、国際的な文化シーンにおいて、絶えずその存在感を発揮するイベントとなっています。

 ニュイ・ブランシュKYOTOの全てのプログラムは、公式サイトよりご覧ください。


© Diego Bresani

© Suzanne Lafont, Nouvelles espèces de compagnie, 2018

Gaëlle Choisne, Temple of Love - Affirmation, in collaboration with House of Ninja, Nuit Blanche, MAM - Musée d’art Moderne de Paris, France, © MAM / Copyright Martin Rouille

© Villa Kujoyama

© Hideyuki Ishibashi

© Yohanne Lamoulère / Tendance Floue

最終更新日 04/10/2021

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