オンラインセミナー「欧州のバイオエコノミーをリードするグランテスト地方」 [fr]

　フランス東部、Grand-Est（グランテスト）地域圏は、農地/森林面積が地域の85%にも及ぶフランス屈指の植生地域です。当地域はこの特性を活かすべく、2016年よりバイオエコノミー産業に重点を置き、化学、バイオ燃料や農業など多方面のアクターを取り込みながら、Co2の削減や石油由来製品代替物、環境保全型農業などSDGsに合致した産業育成をしてきました。地域従来の産業特性を生かすと同時に、企業‐研究機関の産学連携も活発に促進し、今日ではフランスでも有数のバイオ-サーキュラーエコノミーの集約地域となっています。

　セミナーではグランテスト地域圏におけるグリーンエコノミー、および当地におけるプロジェクトの利点について紹介します。

　当日は欧州域内500を超える会員から構成されバイオリソース、食品・飼料、天然由来素材、グリーンサスティナブルケミストリー（バイオ素材および燃料）の5つのテーマを掲げ、当分野におけるリーダー的存在であり25億€の投資を行っている競争力クラスター　Pole　B4C、バイオ燃料および植物由来資源の受託研究（外国企業との協業含む）や生産プロセスのスケールアップを手掛けるARD,　香料分野における世界的企業であり最近はバイオ由来の製品へのフォーカスを掲げているGIVAUDAIN（ジヴォタン）、また当地でグリーンサスティナブルケミストリーの投資を行っている企業による証言も紹介する予定です。

　当セミナーは農業、化学、資源、エネルギーをはじめとした分野での企業関係者を対象としたものです。

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