森喜朗元総理大臣がレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエを受章 [fr]

 森喜朗元総理大臣が2010年5月18日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、レジオン・ドヌール勲章グラントフィシエに叙されました。叙勲式には、高円宮妃久子殿下、安倍晋三元総理大臣、福田康夫元総理大臣をはじめ、大勢の政財界人が出席しました。

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森喜朗元総理大臣 © Ambassade de France au Japon

 森喜朗氏は1960年に早稲田大学を卒業後、産経新聞東京本社に入社。1969年に衆議院選挙に旧石川1区から立候補して初当選。以来、当選回数は14回を数えます。自由民主党では政務調査会長、総務会長、幹事長を歴任し、2000年に自民党総裁に就任しました。福田内閣で内閣官房副長官を務め、中曽根内閣で文部大臣として初入閣、宮沢内閣で通商産業大臣、村山内閣で建設大臣を務めました。森氏は2000年、内閣総理大臣に就任しました。

 その年に開催された九州・沖縄サミットで議長を務め、G8首脳会議で初めて環境問題を取り上げました。この議論が再生可能エネルギーに関する作業部会の設置や、世界エネルギー生産総量に占める再生可能エネルギーの割合を増やすための一連の提案につながりました。今日、森氏は日本水フォーラム会長として、フランス人のロイック・フォーションが会長を務める世界水会議(次回の世界水フォーラムは2012年にフランスのマルセイユで開催)に積極的に参加しています。また、JWFファンド(Japan Water Forum Fund)を通して、途上国の水と衛生を改善する活動を支援しています。

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森喜朗元総理大臣とフィリップ・フォール駐日フランス大使 © Ambassade de France au Japon

 森氏は2008年、九州・沖縄サミットに南アフリカ、ナイジェリア、アルジェリアの首脳を招き、G8首脳との意見交換を初めて実現しました。今ではアウトリーチ会合として広く行われるようになっています。2001年1月には日本の首相として初めてアフリカを公式訪問、ダーバンで行った歴史的な演説にはアフリカ大陸に対する日本の強い思いが込められました。総理大臣を退任後も、こうした取り組みを続け、2007年にはカンヌで開催されたアフリカ・フランス首脳会議に日本政府代表として出席しました。

 森氏は高校でラグビー部の主将として活躍し、早稲田大学のラグビー部に入部するなど、自他共に認めるラグビー愛好家。2005年来、日本体育協会と日本ラグビーフットボール協会の会長を務めています。日本は2019年のラグビーワールドカップ開催国にアジアで初めて選ばれました。

最終更新日 17/01/2019

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