作家の林真理子氏がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]

 直木賞作家の林真理子氏が1月19日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。

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作家の林真理子氏
© Ambassade de France au Japon

 林真理子氏は日本大学芸術学部卒業後、コピーライターとして活躍。1982年にエッセー集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ヒットして以来、1985年の直木賞受賞作『最終便に間に合えば』、『京都まで』など、これまで著書140冊以上を発表し、ベストセラーも多数あります。

 それらの作品を貫くテーマは、現代日本における女性の地位です。林氏はこのテーマを豊かな感性と才能で率直に描き、大勢の読者を魅了しました。18歳の時に初めて渡仏して以来、講演会への出席も含めて、たびたびフランスを訪れています。なかでも2000年11月にパリ日本文化会館で開催された林真理子講演会「日本女性の現状」は、大きな反響を呼びました。

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林真理子氏に勲章を授与するフィリップ・フォール駐日フランス大使
© Ambassade de France au Japon

 公式ブログ「あれもこれも日記」で見事に描かれている生きる喜びへの強い思いは、フランス流生活美学への高い関心につながり、多くの女性読者を引きつけています。フランスの地方を紹介するテレビ番組でも、この生活美学を持ち前のユーモアをたっぷり交えて伝えました。今日でも新聞や雑誌でコラムを執筆しながら、フランスのあらゆる魅力を紹介しています。2008年刊行の『もっと塩味を!』は、フランス料理と女性の地位の2つの素材を合わせた逸品で、ここでもまた読者はその絶妙な味わいに舌鼓を打ちました。

最終更新日 10/01/2012

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