法学者の樋口陽一氏がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]

 東北大学名誉教授、東京大学名誉教授で日仏会館名誉理事長の樋口陽一氏が2月1日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、レジオン・ドヌール勲章オフィシエに叙されました。

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日本を代表する憲法学者で日仏会館名誉理事長の樋口陽一氏
© Ambassade de France au Japon

 樋口氏は1934年に宮城県仙台市に生まれ、1957年に東北大学法学部卒業、1964年に同大学大学院法学研究科博士課程を修了しました。学生時代、フランスの法学者で日仏会館フランス事務所代表を1957年から60年まで務めていたルネ・カピタン氏(1901-70年)と出会い、これをきっかけに1960年からフランス政府給費留学生としてパリに2年間留学しました。

 帰国後、比較憲法学を専門とし、東北大学、東京大学、上智大学、早稲田大学で法学部教授を歴任、日本憲法学界を代表する憲法学者となりました。その間にフランスの有名大学との緊密な関係を築く一方、憲法関連の著書を多数発表。フランスでも著書を発表し、1990年にはクリスチャン・ソテール氏(元経済・財政・産業大臣、現パリ市副市長)との共著『L’Etat et l’individu au Japon 日本における国家と個人』を刊行しました。フランス学士院の倫理・政治学アカデミー通信会員、パリ第2大学(パンテオン・アサス)名誉博士、国際憲法学会名誉会長、2000年より日本学士院会員。

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樋口陽一氏とフィリップ・フォール駐日フランス大使
© Ambassade de France au Japon

 樋口氏は2007年、日仏会館理事長に就任。2010年11月の任期満了まで、日仏交流150周年記念行事をはじめ、極めて質の高いシンポジウムを多数開催しました。また樋口氏の尽力により、日仏会館は2010年に公益財団法人として新しいスタートを切ることができました。

最終更新日 10/01/2012

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