山川弘氏が国家功労勲章を受章 [fr]

 慶應義塾大学医学部客員助教授の山川弘氏が7月6日、クリスチャン・マセ駐日大使より、国家功労勲章オフィシエに叙されました。

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慶應義塾大学医学部客員助教授の山川弘氏
© Ambassade de France au Japon

 山川弘氏は1983年にモンペリエ大学医学部博士号を取得、2008年より慶應義塾大学医学部客員准教授を務めるほか、日仏医学会事務局長、フランス政府給費留学生審査委員会委員、東京地方裁判所医療顧問などの重責を担っています。フランス大使館公認医師として、日本に在住もしくは渡航中のフランス人が病気やけがの場合に診察や入院の立ち会いを行っています。

 山川氏は2002年来、日仏両国で生じる医療問題に関する知識を深めようと、日仏の医師が一堂に会するシンポジウムを日本とフランスで交互に開催しています。前回のシンポジウムでは日本で急速に進む高齢化が取り上げられました。医療上の理由によるフランス人の帰国の対応にもあたり、患者搬送を担当する医療スタッフの紹介も行っています。外国医療情報委員会に提出する報告書の準備作業に貢献する一方、フランスの大統領や首相の訪日に随行する医療班にも協力しています。フランス大使館の安全委員会に所属し、保健衛生上のリスクに関する案件全般を担当しています。

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山川弘氏とクリスチャン・マセ駐日大使
© Ambassade de France au Japon

 2004年12月、フランス大使館がスマトラ島沖地震・インド洋津波で被災した日本在住のフランス人を救援するために実施した支援計画にも多大な貢献をしました。2009年から翌年にかけての冬には関東地方および関西地方に在住するフランス人を対象とした新型インフルエンザ予防接種に積極的に協力、2010年4月にはアイスランドの火山噴火による空路混乱で東京に足止めされたフランス人旅行者約30人を無償で診察しました。2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所事故では、フランス大使館に設置された危機対策室のすべての作業会合に参加したほか、万が一の場合に備えるため、安定ヨウ素剤の確保にも尽力しました。

最終更新日 17/01/2019

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