楽天株式会社の三木谷浩史社長がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]

 楽天株式会社の三木谷浩史社長が2月17日、パリのフランス外務省で行われた叙勲式で、ローラン・ファビウス外務大臣によりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。

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楽天株式会社の三木谷浩史社長とローラン・ファビウス外務大臣
© Ministère des Affaires étrangères/Cyril Bailleul

 楽天株式会社社長三木谷浩史氏のレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエの叙勲式が2月17日月曜日、フランス外務省のサロン・デ・ボーヴェで執り行われ、多くのフランス人、日本人関係者が列席しました。 

 大臣はまず三木谷氏の経歴について述べました。一橋大学を卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行、ハーバード大学経営大学院にてMBAを取得した後、楽天を創業するため同行を退社。1997年には、インターネットの大きな利用価値を見出し、B to B to Cというコンセプトを打ち出しました。これは企業がインターネット上で商品を販売するためのプラットフォームで、この革新的なコンセプトによって「楽天市場」は10年で瞬く間に成長しました。

 楽天は世界でもインターネット関連の最も大きな企業の一つに数えられていることは言うまでもありませんが、大臣はPriceMinister社、Alpha Direct Services社、 Aquafadas社の買収を通じた、フランスにおけるその大きな存在感について強調しました。楽天傘下に置かれたこれらの企業は、すべて成功を収めています。経営陣は楽天に買収された後も会社にとどまり、会社は持続的な成長を続け、新しい雇用を生み出しています。また、フランスには質の高い研究開発の環境が整っていることや、eビジネスが活発であることを考慮して、三木谷氏は「Rakuten Institute of Technology 」という世界で3つ目の研究開発部門をフランスに開設することを決定しました。

 大臣は次に三木谷氏の楽天以外での経歴について述べました。三木谷氏は日本に対して、またインターネット、デジタル産業に対して明確なヴィジョンを持っているということを強調しました。産業競争力会議へ参加し、安倍首相の「アベノミクス」へ貢献するだけでなく、デジタル産業の企業家を集めた新経済連盟の発足、また2011年3月11日の震災からの復興への援助にも尽力しています。

 大臣は日仏協力の重要性を述べて締めくくりました。フランスに進出している日系企業は90年代よりその数を伸ばし続け、現在約450社を数えます。日仏関係は革新的な分野での新しいサクセスストーリーを生み出す起点となっています。楽天の成功例は、間違いなく他の多くの日本の起業家たちに刺激を与え、ヨーロッパ展開の拠点としてフランスを選ぶことを決断させる材料となるでしょう。

最終更新日 29/12/2014

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