東京大学の中西友子教授が国家功労勲章を受章 [fr]

 東京大学教授で原子力委員会委員の中西友子氏が6月12日、クリスチャン・マセ駐日フランス大使により、国家功労勲章シュヴァリエに叙されました。

JPEG - 285.2 kb
東京大学の中西友子教授
© Ambassade de France au Japon

 中西教授は立教大学理学部を卒業後、1978年に東京大学大学院理学研究科で理学博士を取得。その後10年ほど、いくつかの組織で研究を続けました。1983年から85年には、アメリカのカリフォルニア大学ローレンスバークレイ研究所で研究員を務めています。1987年に農学部助手として東京大学に戻り、2001年に農学生命科学研究科教授に就任しました。さらに総長補佐や東京大学環境安全本部の本部長を歴任するなど、大学運営にも貢献しています。

 中西教授は放射化学と植物生理学の専門家として知られ、植物中の水の動きや養分元素の動きを、放射線や放射性同位元素を駆使して、初めてイメージング解析することに成功しました。そのため放射線医学総合研究所や 日本原子力研究開発機構などの他機関でも研究活動を行っています。さらに日本学術会議会員のほか、ユネスコ国内委員会、総合科学技術会議専門委員会、文部科学省の科学技術・学術審議会など、科学技術に関する数多くの委員会の委員を務めるなど、その活動は多岐に渡っています。 今年3月には内閣府の諮問機関である原子力委員会の委員に就任しました。

 フランスとの科学交流にも熱心で、自身の研究室とフランス原子力・ 代替エネルギー庁ライフサイエンス局との間で協定を結び、共同研究を長く続けています。

 その素晴らしい研究を称えて、中西教授にはいくつもの賞が贈られています。優れた女性科学者を対象とする栄誉ある猿橋賞を2000年に受賞したほか、日本原子力学会、日本放射化学会などの賞も受賞しています。数年前からは、若手女性研究者を対象とするロレアル・ユネスコ女性科学者 日本奨励賞の選考委員も務めています。

中西友子教授
中西友子教授
Ambassade de France au Japon
マセ大使から祝福される中西教授
マセ大使から祝福される中西教授
Ambassade de France au Japon
中西友子教授
中西友子教授
Ambassade de France au Japon
東京大学の関水和久教授、中西教授、マセ大使
東京大学の関水和久教授、中西教授、マセ大使
Ambassade de France au Japon
関水教授、関西大学の伊達悦朗教授、中西教授とご家族、マセ大使
関水教授、関西大学の伊達悦朗教授、中西教授とご家族、マセ大使
Ambassade de France au Japon

最終更新日 29/12/2014

このページのトップへ戻る