トタル社北東アジア代表のルイジ・コラントゥオーニ氏が国家功労勲章を受章 [fr]
トタル社北東アジア代表兼トタル・トレーディング・インターナショナルS.A.東京支社長のルイジ・コラントゥオーニ氏が国家功労勲章オフィシエを受章し、3月6日にフランス大使公邸で行われた叙勲式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使より伝達されました。
イタリア出身のコラントゥオーニ氏はナポリ大学化学工学部卒業後、イタリアでエンジニアとして就職。1985年にフランス・フォンテンブローのINSEAD(欧州経営大学院)でMBA(経営学修士)を取得しました。その後、ドイツ、日本、オーストリア、アメリカなどに赴任し、国際的なキャリアを積みました。日本では数年にわたり、後にトタル社の傘下に入るアトテックジャパン社の社長を務めました。パリでトタル本社の化学部門ファイナンス部副部長を務め、2009年に再び日本に戻り、トタル社北東アジア代表兼トタル・トレーディング・インターナショナルS.A.東京支社長に就任しました。
コラントゥオーニ氏はトタル社北東アジア代表として、トタル社と国際石油開発帝石(Inpex)社との信頼関係の構築に尽力しました。トタル社が24%、Inpex社が76%を出資する両社共同のイクシスLNG(液化天然ガス)プロジェクトは、2016年末までに生産が開始される予定です。
さらに在日フランス商工会議所理事、フランス政府対外貿易顧問委員会委員として、常に積極性と柔軟性を発揮しながら、日本とフランスの距離を縮めることに貢献しています。東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市にコミュニティハウス「心の家」を寄贈したフェール城桜協会の正会員でもあります。