慶應義塾大学の安西祐一郎名誉教授がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]
フィリップ・セトン駐日フランス大使は7月25日、東京財団政策研究所常務理事・所長、日本学術振興会顧問、慶應義塾大学名誉教授の安西祐一郎氏にレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを伝達しました。
安西教授は1974年に慶應義塾大学で工学の博士号を取得し、1988年に同大学の教授に就任後、そのキャリアの大半を慶応義塾大学に捧げてきました。
2020年7月には、1997年設立の非営利シンクタンクである東京財団政策研究所の常務理事に就任しました。現在は日本学術振興会の顧問も兼任し、2011年から2018年までは同会の理事長を務めていました。
安西教授は長年にわたり、とりわけ2001年から2009年の慶應義塾大学塾長在任中に、教育、認知科学、情報科学、近年では人工知能の分野における日仏科学協力に積極的に貢献しました。2005年にはフランス教育功労章コマンドゥールを受章しました。最近では、人工知能分野のイベント開催において極めて重要な相談役となりました。
今般の叙勲は安西教授の卓越した業績と、日仏学術・科学協力の強化に取り組んだ長年の功績を顕彰するものです。