新型コロナウイルス感染症、対アフリカ支援 [fr]

 新型コロナウイルス感染症の影響はすべての大陸に及んでいます。この世界的な健康危機は包括的な多国間協調対応と、最脆弱国に対する特別な支援を必要とします。

 世界第5位の援助供与国であるフランスは、最も脆弱な国々の新型コロナ感染拡大防止対策に、12億ユーロ規模の大規模な手段を動員することを決定しました。これらの国々の大半がアフリカに位置します。

 フランスはパンデミックと闘う多国間機関に対する貢献と積極的関与を強化します。具体的には国際連合とその専門機関・諸計画、なかでも世界保健機関(WHO)と世界食糧計画(WFP)に加え、世界エイズ・結核・マラリア対策基金やユニットエイドのような多国間基金です。

 フランスはさまざまな多国間・地域の枠組み(G7、G20、ヨーロッパ連合)でも、アフリカ連合と全面的に協力しながら、特にウイルスに関する研究から生まれた医薬品(検査、治療、将来のワクチン)への容易なアクセスを通して、アフリカの特別なニーズを考慮するよう訴えています。

 そうしたフランスの働きかけを受け、アフリカにおける新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための国際イニシアティブが4月15日、マクロン大統領を含むアフリカとヨーロッパの18カ国・地域首脳の呼びかけで立ち上げられました。

 このイニシアティブには4つの柱があります。

  • アフリカ諸国の保健システムに対する支援
  • アフリカの研究に対する支援
  • 人道支援
  • 経済支援

 対アフリカ支援に関する詳細は、ヨーロッパ・外務省ホームページ(フランス語)をご覧ください。

最終更新日 16/10/2020

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