マクロン大統領、国民に向けて4回目のテレビ演説 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は6月14日、4回目の国民向けテレビ演説を行い、新型コロナウイルス対策に伴う制限措置の緩和を発表しました。

 国が持ちこたえることができたのは、新型コロナウイルス感染症流行下に、一人ひとりが果たした役割のおかげです。

 6月15日から、国が正常な状態に戻るための新しい段階が始まります。

  • イール=ド=フランス地域圏(パリを中心とした地方)のすべてのカフェとレストランが6月15日から営業再開
  • 全国の託児所、小学校、中学校が、すべての生徒を対象に、6月22日から義務的に再開
  • ヨーロッパ連合(EU)域内は6月15日から、シェンゲン圏外で感染が制御されている国へは7月1日から移動が可能
  • 市町村議会選挙の決選投票を6月28日に実施
  • 高齢者施設の入居者に面会しやすくするようルールを段階的に緩和

 これはウイルスが消滅したことを意味するものではありません。私たちは今後も長期にわたってウイルスとともに生き、物理的距離のルールを守り、より強力な第2波の到来に備えるため、感染状況の推移を見守る必要があります。

 時代が新しい道を描くことを求めています。

 マクロン大統領は、私たちが将来のために引き出し得る教訓について、とりわけ私たちの集団的運命の制御を地方レベル、全国レベル、ヨーロッパレベルのいずれにおいても取り戻す必要性について強調しました。これが向こう2年間の優先課題であり、今後10年間の指針、目標です。

「経済、環境、連帯の再建は、われわれの独立性の鍵を握っています。可及的速やかに再建が実行されるべく、今夏を通じて、わが国民の活力とともに準備を進めます」

エマニュエル・マクロン大統領、2020年6月15日

マクロン大統領のテレビ演説(フランス語)

PDF - 431.4 kb
マクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)
(PDF - 431.4 kb)

最終更新日 05/07/2020

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