日本の海上自衛隊とフランス海軍が共同訓練 [fr]

 海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」とフランス海軍の空母「シャルル・ド・ゴール」は3月17日から20日まで、アラビア海で各種戦術訓練を共同で実施しました。

 空母シャルル・ド・ゴールを旗艦とするフランスの空母戦闘群(GAN)は2021年2月21日から今夏まで、「クレマンソー21」ミッションの一環として展開されています。同戦闘群はシャンマル作戦を組み入れながらテロとの戦いに参加し、地中海、インド洋、アラビア・ペルシャ湾の戦略的利益地域に展開されます。さらにインド洋の大国としての地位を強固なものにします。

 空母戦闘群は3月17日から20日まで、日本の護衛艦「ありあけ」、ベルギーのフリゲート「レオポルト1世」、アメリカの艦艇および航空機など、外国のパートナーとともに各種戦術訓練を実施しました。今回の訓練はフランスの空母戦闘群とアメリカ海軍、ベルギー海軍、日本の海上自衛隊との相互運用性を、対潜水艦戦や防空戦、対水上戦など、さまざまな戦術分野で向上させることを目的としました。この訓練の間、護衛艦「ありあけ」は日・仏物品役務相互提供協定に基づき、フランスの補給艦「ヴァール」から洋上補給を受けました。

 日本の護衛艦が今回の訓練に参加したことは日仏防衛協力の一環を成すもので、日仏関係の力強さとますます高まる相互運用性を物語っています。

最終更新日 23/03/2021

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