仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施 [fr]

 フランス海軍は4月5日から7日まで、インド沖ベンガル湾で、アメリカ、オーストラリア、インドの海軍および日本の海上自衛隊と多国間共同訓練「ラペルーズ21」を実施しました。

仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施
仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施
仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施
仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施
仏日米豪印5カ国がベンガル湾で多国間共同訓練を実施

 フランスは2019年、最初の一連の共同訓練「ラペルーズ」を実施し、フランス空母「シャルル・ド・ゴール」や日本のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」などが参加しました。今年の共同訓練はフランスの強襲揚陸艦「トネール」とフリゲート艦「シュルクーフ」からなる練習艦隊「ジャンヌ・ダルク」によって実施され、日本の護衛艦「あけぼの」を含む艦艇6隻が参加しました。今回の訓練は海洋監視、海上阻止行動、対空戦の各分野で、5カ国の海軍および海上自衛隊の相互運用性を高めることが目的でした。

 フランス海軍訓練ミッション「ジャンヌ・ダルク」は、仏海軍士官候補生が海上訓練によって初期教育を補完する長期の遠洋練習航海です。加えてこのミッションでは、2021年に更新されたフランス国家安全保障戦略レビューに従って、戦略的利益に係る水域に関する知識の維持を図るほか、日本を含むフランスのパートナー諸国との相互運用性の向上に努めます。

 今回のミッションは今年2月以降、地中海からインド太平洋まで展開され、国際的な海空域における航行の自由を重視するフランスの立場を改めて明確に示すとともに、緊急救援作戦をいつでも遂行できる態勢を維持しながら、この地域の安全と安定に貢献します。フランス海軍と日本の海上自衛隊は今後数週間以内に、新たな共同訓練を実施する予定です。

最終更新日 09/04/2021

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