ウクライナから提供された小麦2万5,000トンを積んだWFPの輸送船がソマリアに到着 [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は2022年12月30日、ウクライナから提供された小麦がソマリアに到着したことを受けて声明を発表しました。

 ウクライナがソマリアに提供した小麦2万5,000トンを積んだ世界食糧計画(WFP)の輸送船「NEVA」が昨日(29日)、ソマリア北部のベルベラ港に到着しました。小麦はとりわけ食料危機に見舞われたソマリアの45万人を5カ月間支援するため、同国全土に輸送されます。

 エマニュエル・マクロン大統領が2022年9月に国連総会で発表したように、フランスは今回のオペレーションに1,400万ユーロを拠出しています。これはロシアによるウクライナ侵略戦争で深刻化した世界の食料不安と栄養不良との闘いへのフランスのコミットメントの新たな例証です。フランスのWFPへの拠出額は2022年、1億6,000万ユーロに達しました。

 このオペレーションはヨーロッパのイニシアティブ「食料農業強靭化ミッション(FARM)」と、ウクライナのゼレンスキー大統領のイニシアティブ「ウクライナからの穀物」の中心である連帯のアプローチから生まれました。世界の食料安全保障の課題へのフランスのアプローチは、FARMイニシアティブのほかに、昨春以来ウクライナ産穀物1,700万トン超の輸送を可能にしたヨーロッパ連合(EU)の「連帯レーン」と、特にアフリカをはじめとする脆弱な国々が肥料を入手しやすくするため、エマニュエル・マクロン大統領が2022年9月23日にパートナーとともに立ち上げた「収穫救済」オペレーションにも基づきます。

ウクライナから提供された小麦2万5,000トンを積んだWFPの輸送船がソマリアに到着
ウクライナから提供された小麦2万5,000トンを積んだWFPの輸送船がソマリアに到着
ウクライナから提供された小麦2万5,000トンを積んだWFPの輸送船がソマリアに到着
ウクライナから提供された小麦2万5,000トンを積んだWFPの輸送船がソマリアに到着

最終更新日 17/03/2023

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