世界死刑廃止デー [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は10月10日、世界死刑廃止デーにあたり声明を発表しました。

 第22回世界死刑廃止デーにあたり、フランスはいかなる場所においても、いかなる状況においても、この残虐かつ不当で非人道的な刑罰に重ねて反対を表明します。

 死刑廃止は世界中で広がりを見せています。とはいえ51カ国が引き続き死刑を存置しています。

 フランスは複数国のグループとともに、死刑の最終的廃止に向けた死刑執行モラトリアムを呼びかける隔年の決議を直近の国連総会に提出しました。

 エマニュエル・マクロン大統領は世界人権宣言75周年を迎えた2023年12月10日、第9回死刑廃止世界会議を2026年にパリで開催すると発表しました。

 フランスはすべての国に、死刑廃止をめざす市民的及び政治的権利国際規約の第2選択議定書に署名し、批准するよう呼びかけます。

 フランスはこの象徴的な日に際して、2024年2月9日に死去したロベール・バダンテールの遺徳をたたえます。

最終更新日 11/10/2024

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