ル・ドリアン前ヨーロッパ・外務大臣が旭日大綬章を受章 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン前ヨーロッパ・外務大臣は、12月7日に行われた叙勲伝達式で、林芳正外務大臣より旭日大綬章を伝達されました。伝達式にはブルターニュ地域圏のロイグ・シェネ=ジラール議長と、フィリップ・セトン駐日フランス大使が同席しました。

 この叙勲は2国間関係の強化と、日本とフランスの友好関係の発展に貢献したル・ドリアン氏に対する日本当局からの感謝のしるしとして伝達されました。

 林大臣は外務大臣時代にル・ドリアン氏と共に仕事をした岸田文雄総理大臣からの祝意を伝えました。ル・ドリアン氏は日仏友好の力強さを示すこの叙勲に対する感謝の意を表するとともに、国防大臣とヨーロッパ・外務大臣を歴任した10年間に日本側カウンターパートと維持した緊密な関係について触れました。

 加えて、2国間・多国間場裏で多くの協力を可能にする日仏間の特別なパートナーシップの重要性についても強調しました。ル・ドリアン氏は2023年がG7議長国と国連安全保障理事会非常任理事国を務める日本にとって重要な外交の年になることから、日仏の絆を一層深める機会になることを強調しました。

 林大臣は日本とフランスを結ぶ信頼関係の質の高さに改めて触れた上で、とりわけ次期5カ年に向けて日仏協力ロードマップ更新準備を進めながら、引き続き関係を発展させたい旨を表明しました。さらにブレスト市と横須賀市、レンヌ市と仙台市のような姉妹都市提携や、ブルターニュ地方に進出している日本企業を通して、地方レベルの協力を一層強化する意義も強調しました。

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最終更新日 17/03/2023

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