フランス語と多言語主義のための野心的な戦略 [fr]

 フランス語は世界で5番目に多く話されている言語です。フランス語話者は増加の一途をたどり、その数は今や国外が国内を上回っています。

 エマニュエル・マクロン大統領は、国際フランコフォニーの日に合わせて、フランス語と多言語主義のためのフランス国際戦略を発表しました。

 フランスはこの戦略の実現に向けて、国際フランコフォニー機構をはじめ、フランス語と多言語主義のための野心を共有するすべてのパートナーと協力して取り組むことを望んでいます。

 エマニュエル・マクロン大統領は2018年3月20日、アカデミー・フランセーズで行った演説で、フランス語と多言語主義のためのフランス国際戦略を明らかにしました。

 この戦略は参加型の策定作業の成果です。意見公募「フランス語のための私のアイデア」には5,000件を超える「アイデア」が寄せられました。知識人、芸術家、企業経営者、教師など500人が参集した国際会議が2018年2月14日と15日、パリで開催され、極めて多くの提案が浮かび上がりました。

 戦略はフランス語で学び、コミュニケーションし、創造するための33の措置を中心に構成され、フランス語を明日の世界の主要言語の1つ、グローバル化の切り札にすることを目標とします。

フランス語で学ぶ

 野心的なフランス語普及政策の第1の課題は、伝承と学習の課題です。

 フランスはとりわけアフリカをはじめ、フランス語圏諸国の教育システムの支援に取り組みます。これらの教育システムが、言語的多元主義を尊重しながら、フランス語を次世代に伝承できるようにするためです。

 フランスはフランス語圏以外のヨーロッパや世界のパートナー諸国の教育システムでも、フランス語の地位向上を図ります。フランスはフランスの在外教育施設や大学を通して、世界中で有能な人材の教育により一層参加します。

 フランス国内では、とりわけ最も脆弱な立場に置かれた住民のために、言語学習に一層の配慮がなされます。

フランス語でコミュニケーションする

 開かれた大胆なフランス語圏の第2の大きな課題は、フランス語の使用とコミュニケーションの課題です。

 フランス語はインターネットで4番目、ビジネスで3番目に多く使用される言語です。フランス語圏は世界の富の15%以上を占めます。

 フランス語は国際連合の公用語で、ヨーロッパ連合とアフリカ連合の作業言語です。外交では英語に次いで最も使用される言語で、オリンピックの2つの公用語のうちの1つです。

 フランス語を21世紀の世界3大言語の1つにするという野心的な目標を達成するには、インターネットやグローバルな情報メディア、経済、ヨーロッパや多国間の外交など、国際的な活動の象徴的な場で、フランス語の存在感を強化することが重要です。

 フランス語話者数が増加し、世界の多極化傾向が確実に強まる中、フランス語の役割を保護し、強化しなければなりません。

フランス語で創造する

 フランス語圏の第3の大きな課題は、かつてないほどフランス語が、明日の世界を考え、発明するための創造言語になることです。

 ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、カリブ海、中東、アジア太平洋にまたがるフランス語圏は、数多くの創造の源に恵まれています。

 文学、映画、演劇、ダンス、視覚芸術の分野では、世界観を一変させ、豊かにする新しい作家が現れています。彼らを支援し、後押しし、広く紹介することが極めて重要です。

 フランス語話者間の共通認識を強化するため、文化圏域や創造圏域の壁を取り除いて、アーティストや作品の移動を促進することも重要です。

関連資料

  • エマニュエル・マクロン大統領の演説(フランス語)
PDF - 256.8 kb
演説の全文(フランス語)
(PDF - 256.8 kb)
PDF - 77.2 kb
報道資料(フランス語)
(PDF - 77.2 kb)

最終更新日 28/03/2018

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