ヨーロッパ・デー [fr]

 ヨーロッパ・デーはシューマン宣言を記念する日です。この宣言はロベール・シューマン外務大臣(当時)が1950年5月9日、フランス外務省の「時計の間」で表明し、ヨーロッパ建設の基礎となる文書とみなされています。

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© MEAE / Judith Litvine

 われわれは5月9日、ヨーロッパ各地で、ヨーロッパ連合(EU)への帰属を祝います。EUでは60年以上にわたって、平和と安定、自由と権利保護、繁栄と連帯が結びついています。

 フランスはヨーロッパの再構築に取り組み、EUのための力強い野心的な目標を掲げています。それは新たにつくり直した主権、われわれの価値観を中心に強化された団結、活発な民主主義です。

 2018年のヨーロッパ・デーは、全ヨーロッパを対象とした初のオンライン市民意見聴取がスタートする日でもあります。これはEU加盟27カ国で開催されるオフライン意見聴取会を補完するものです。ヨーロッパ委員会は同日正午、24カ国語対応の意見聴取サイトを開設し、市民パネルが選定した質問集(フランス語でもアクセス可)について意見を寄せるよう、ヨーロッパ市民4億5,000万人に呼びかけています。

 ヨーロッパ・デーに際して、ナタリー・ロワゾー・ヨーロッパ問題担当大臣はヨーロッパの若者と、われわれのヨーロッパ再建に対する意気込みや市民意見聴取について意見交換を行いました。次いで元老院で、安全保障、移民、国境などの課題に直面したEUをめぐる議論に参加しました。最後にバンジャマン・グリヴォー政府報道官、パコーム・リュパン国民議会議員らと、ヨーロッパ写真館で行われた意見聴取会に出席しました。

最終更新日 17/01/2019

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