芸術文化勲章
Ordre des Arts et des Lettres
歴史
芸術文化勲章は1957年に創設され、フランス共和国文化通信省より与えられる勲章です。この勲章の権威を高めたのは、アンドレ・マルローが文化大臣を務めた時代(1959-69年)に受章した人々の顔ぶれです。日本におけるフランス文化の紹介者、普及の実務者、あるいは支援した人が叙勲の対象になります。
等級
シュヴァリエ Chevalier、オフィシエ Officier、コマンドゥール Commandeurの3段階があります。駐日フランス大使と協議し、在日フランス大使館文化部、在京都フランス総領事館、もしくはフランス本国で直接、文化通信省が推薦します。決定権はフランス文化通信大臣にあります。
ここ10年間に約120人の日本人が芸術文化勲章を受勲しています。