プティブール
Les petits-beurre
ナント生まれの手作りの味
© Photocuisine
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ナント生まれの手作りの味
© Wikimedia
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思わずほお張りたくなるナチュラルな焼き色、レース模様の縁、丸みを帯びた角……。世界中で大好評な長方形のビスケットは、見かけは小さくても知名度は絶大です。どこにでも気軽に持ち運べるので休憩のお供に最適、子どもの定番のおやつです。
ナントの菓子職人が生み出したプティブールは、今ではビスケットメーカーによって大量に製造されています。小麦粉、砂糖、フレッシュバターをベースにしたサブレ生地は、卵を使わない独特な生地です。
カリッとした食感のプティブールは、アイスクリームやフルーツサラダのお供に、またデザートの材料にも使われます。細かく砕いて溶かしバターと混ぜ合わせればタルト生地のベースに、コーヒーに浸せばティラミスのような「風味」に、チョコクリームと交互に重ねればちょっとしたケーキにもなります。
下準備20分、調理10分、冷蔵2時間
ビスケット約30個
- 小麦粉250グラム
- バター100グラム
- 水60cc
- 砂糖100グラム
- 塩小さじ1/2
- ベーキングパウダー1/2袋（約5グラム）
- 重曹小さじ1/2
- 片手鍋を火にかけてバターを溶かし、水、塩、砂糖を加えます。よくかき混ぜて全体が均一になったら火から下ろし、時々かき混ぜながら冷まします。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、重曹をボールに入れて混ぜます。
- 溶かしバターを小麦粉に注ぎ、手早くかき混ぜます。
- 生地を冷蔵庫で2時間休ませます。
- 生地を伸ばして、型で抜きます。
- クッキングシートを敷いた天板に型抜きした生地を並べ、170度のオーブンに入れます。プティブールの焼き色を見ながら10分ほど焼きます。きれいな黄金色になったら取り出します。
おすすめの付け合わせ
温かい飲み物と、お好みでビスケットに塗るジャムを添えてどうぞ。