瀬谷俊雄、石川一十三両氏がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]

 企業再生支援機構の瀬谷俊雄社長と、福島県林業会館の石川一十三専務理事が1月18日、クリスチャン・マセ駐日フランス大使により、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。

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(左から)クリスチャン・マセ駐日フランス大使、企業再生支援機構の瀬谷俊雄社長、福島県林業会館の石川一十三専務理事
© Ambassade de France au Japon

 瀬谷俊雄氏、企業再生支援機構社長、福島日仏協会会長

 瀬谷俊雄氏は東北地方の卓越した経済人です。第一銀行でキャリアを積み、東邦銀行で頭取を長年務めました。今日、株式会社企業再生支援機構の代表取締役社長を務めるほか、東北経済連合会副会長や福島商工会議所会頭など、複数の要職に就いています。

 福島日仏協会の創設時(1992年4月)、副会長就任を要請されて受諾、2006年に会長に選出されました。数多くの要職を兼務する極めて多忙なスケジュールの中、福島日仏協会の幅広い文化活動(コンサート、フランス映画祭、料理教室など)をはじめ、東京のフランス大使館や日仏会館で開催される会合への参加に、常に極めて協力的に応じました。

 瀬谷氏は福島日仏協会会長として、フランス大使館が東日本大震災の影響に苦しむ被災者を励まそうと、2011年7月14日に福島県郡山市で開催したフランス革命記念日祝賀レセプションの成功に大きく貢献しました。同氏の助力によって、フランス大使館はこのイベントに地元の名士を招待することができました。フランスのティエリ・マリアニ運輸大臣が2011年8月に来日した際も、その広い人脈のおかげで、仙台市で開催した大臣を囲む昼食会に東北を代表する著名経済人を招待することができました。


 石川一十三氏、福島県林業会館専務理事、福島日仏協会事務局長

 石川一十三氏は福島銀行を定年退職後、財団法人福島県林業会館に入社、現在専務理事を務めています。その傍らで、福島日仏協会の運営にボランティアで15年近くかかわり、今日では事務局長を務めています。

 石川氏は福島日仏協会のために多方面で尽力しています。何よりもまず、アリアンス・フランセーズ仙台の先生が教えるフランス語会話教室と、福島市のフランス料理シェフにより週2回開催される料理教室の責任者を務めています。さらに会報誌「Ile de Bonheur」(幸福の島)の編集長や、フランス文部省認定フランス語能力テストの実施責任者も務めています。

 フランス映画の収集家でもある石川氏は、福島の映画館でフランス映画の上映会を年4回開催しています。年2回開催のコンサートの企画にも携わり、フランスの音楽家も数回招いています。加えて、東北地方の他の日仏協会(仙台、盛岡、新潟)との交流促進にも協力しています。

 石川氏はその弛まない支援によって、2011年7月14日に福島県郡山市で開催されたフランス革命記念日祝賀レセプションの成功に多大な貢献をしました。

最終更新日 31/12/2013

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