勅使川原三郎氏が芸術文化勲章を受章 [fr]
ダンサー・振付家の勅使川原三郎氏が8月24日、東京・豊島区の東京芸術劇場で新作「月に吠える」の初演を行った後、在日フランス大使館のピエール・コリオ文化参事官から芸術文化勲章オフィシエを伝達されました。
勅使川原氏は造形芸術とクラシックバレエを学び、1981年に振付家の道を歩み始めました。1985年、ダンサーの宮田佳氏とダンスカンパニー「KARAS」を結成。以来、KARASは海外から定期的に招待を受け、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニアなど世界各地で、勅使川原氏のヒューマニスティックで普遍的な作品を上演してきました。
勅使川原氏はキャリアを通じてダンスの魅力を世界中に広める一方、フランスとの数多くのコラボレーションによって日仏間に真の懸け橋をつくりました。
フランス政府は勅使川原氏の功績をたたえるため、今回の叙勲を決定しました。
勅使川原三郎「月に吠える」
勅使川原氏の新作ダンス「月に吠える」が8月24日(木)から27日(日)まで、東京・豊島区の東京芸術劇場プレイハウスで上演されます。
公演に関する詳細は、東京芸術劇場ホームページをご覧ください。