ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣が化学兵器禁止機関のウズムジュ事務局長と会談 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣は10月17日、化学兵器禁止機関(OPCW)のアフメット・ウズムジュ事務局長の訪問を受けました。

© photos : F. de La Mure/MEAE
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 両者はシリアの化学兵器問題について、とりわけ以下の2点について現状を確認しました。

  • 現在進行中のシリアにより申告された備蓄化学兵器の廃棄プロセスと、シリアが2013年にOPCWに提出した最初の申告書に残る不確定要素。シリアは2013年に化学兵器禁止条約を批准し、化学兵器の備蓄と能力の全体を列記した申告書をOPCWに提出することを約束しました。
  • 2017年にOCPWによりシリアで検出された塩素ガスとサリンガスの使用事例に関する現在進行中の調査。

 ル・ドリアン大臣は、化学兵器不拡散体制が集団安全保障体制を堅持する上で極めて重要であることを改めて指摘しました。シリアの度重なる約束違反を受けて、化学兵器禁止条約を守るとともに、いかなる不処罰も容認しないよう取り組むことは、条約締約国の責任です。

最終更新日 17/01/2019

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