イランが1月15日に宇宙ロケット発射 [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は1月16日、イランの宇宙ロケット発射を非難する声明を発表しました。

 イランは宇宙ロケットの打ち上げを実施したと発表しました。フランスは国連安全保障理事会決議第2231号に合致しないこの打ち上げを断固非難します。

 国連安保理決議第2231号はイランに対し、核兵器を運搬できるように設計された弾道ミサイルに関連する活動を発射を含めて実施しないよう求めています。宇宙ロケットは、特に大陸間弾道ミサイルをはじめ、弾道ミサイルに使用される技術に極めて類似した技術を使用します。

 今回の打ち上げは、昨年9月30日のシリアに対する短距離ミサイル発射、同年12月1日の中距離弾道ミサイル発射に続くものです。これらの発射も国連安保理決議第2231号に合致していません。

 イラン弾道ミサイル計画は、国際社会とフランスにとって懸念の源です。われわれはイランに対し、宇宙ロケットを含めて、核兵器を運搬できるように設計された弾道ミサイルの新たな発射を実施しないよう呼びかけるとともに、国連安保理の関連諸決議に基づく義務を遵守するよう促します。

最終更新日 17/01/2019

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