ウクライナ東部で再び緊張 [fr]

 フランス外務・国際開発省報道官は2月1日、ウクライナ東部で再び緊張が高まる中、全当事者に自制を呼びかける声明を発表しました。

フランス外務・国際開発省報道官声明(2017年2月1日)

 フランスはここ数日、とりわけアウディーイウカをはじめ、ウクライナ東部で犠牲者数人を出した戦闘再開を強く非難します。我々はすべての当事者に自制を呼びかけるとともに、とりわけロシアには分離派に対して影響力を行使するよう呼びかけます。我々はミンスク協定により規定された停戦の即時履行を呼びかけます。

 我々は昨日、ドイツ側パートナーとともにヨーロッパ安全保障協力機構(OSCE)で改めて表明したように、OSCE監視団と合同管理調整センター(JCCC)による、緊張を可及的速やかに緩和させるための努力を支持します。我々はJCCCに、アウディーイウカおよびJCCCが管轄する全地域でOSCE監視員のアクセスと安全を確保するよう呼びかけます。

 フランスはウクライナ東部における人道状況の悪化も強く懸念しています。我々は当事者に、一般市民の水や電気へのアクセスを可及的速やかに確保するよう促します。

 フランスが「ノルマンディー・フォーマット」の枠内で全面的に関与するミンスク協定の履行は、紛争解決の唯一可能な道です。

最終更新日 02/02/2017

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