カミーユ・アンロ日本初個展「蛇を踏む」 [fr]

 フランス人現代美術家カミーユ・アンロの日本初個展「蛇を踏む」が12月15日(日)まで、東京オペラシティアートギャラリーで開催されます。

《青い狐》 2014 パレ・ド・トーキョーでの展示風景(2017)
《青い狐》 2014 パレ・ド・トーキョーでの展示風景(2017)
Courtesy the artist and Galerie Kamel Mennour (Paris/London), Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019
《どれにしよう》 2019 Ink on paper
《どれにしよう》 2019 Ink on paper
Courtesy the artist and Galerie Kamel Mennour (Paris/London), Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019
《革命家でありながら、花を愛することは可能か》 2014 ギャラリー・カメル・メヌールでの展示風景(2012)
《革命家でありながら、花を愛することは可能か》 2014 ギャラリー・カメル・メヌールでの展示風景(2012)
Photo: Fabrice Seixas / Courtesy the artist and Galerie Kamel Mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019

 
 1978年パリ生まれ。カミーユ・アンロは、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。2013年には映像作品『偉大なる疲労』で第55回ヴェネチア・ビエンナーレの銀獅子賞を受賞、2017年にはパレ・ド・トーキョー(パリ)で、全館を使った「carte blanche」(全権委任・自由裁量)の個展開催の権利を与えられた史上3人目の作家となるなど、現代美術家としておおいに注目を集めています。

 アンロの作品は、旺盛な知的好奇心に突き動かされた膨大なリサーチにもとづき、その範囲は文学、哲学、人類学、デジタル化された現代の情報化社会など多岐にわたります。しかしそれらを単なる情報として操作するのではなく、自分なりにそしゃくし、受容することによって広義の教養(すべてのものから学び、内在化したうえで生かすもの)として、天地万有的(ユニバーサル)ともいえる秩序と混沌の両義性をもった作品へとおおらかに昇華させるのが、アンロの最大の魅力です。

 東京オペラシティアートギャラリーで開催される本展覧会は、大型のインスタレーション作品を含めた作家のこれまでと現在を、日本で初めて総合的に展示する機会となります。草月流の全面的な協力を得て会場で制作されるいけばなに触発された作品は、日本での開催ならではの試みでもあります。

開催概要

カミーユ・アンロ「蛇を踏む」

会期 2019年10月16日(水)~12月15日(日)
会場 東京オペラシティ アートギャラリー[ギャラリー1, 2](〒163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2)
詳細 本展公式ホームページ

アンスティチュ・フランセ東京 関連プログラム
 
日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.30:カミーユ・アンロを迎えて

司会・進行 野村しのぶ
日時 2019年10月23日(水) 19:00~21:00
場所 アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ(〒162-8415 東京都市谷船河原町15)
詳細 アンスティチュ・フランセ東京公式ホームページ

最終更新日 31/10/2019

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